惨敗です。

ゴルフは言い訳のスポーツと言われております。

人間性の現れるスポーツとも言われております。


いわゆるゴルフ格言というもの、数多く存在しますがそのなかのひとつに、


「ゴルフほどプレーヤーの性質が現れるものはない。
　しかもゴルフでは、それが最善と最悪の形で現れるのだ」


というのがあります。
進化論でおなじみのダーウィンさんのお孫さんの言葉です。



１８年間ともに過ごすより、１８ホールまわったほうが相手の
ことが解る、と言いますが、ゴルフというのはそれだけ内なる心を
さらけだしてしまうものなのであります。

細かい人は細かく、嫌な人は嫌な面が強調されてしまう恐ろしさ。
相手に気遣う事の出来る人か、自分勝手かが即座に看破されます。



優しい人はやっぱり優しいですが、自分のミスにも優しい場合が
あるので要注意です。


さて、
ゴルフ５大「知らんがな」言い訳、というものがあります。


その１
「昨日寝てないんだよね〜」

その２
「ちょっと腰痛めててさ〜」

その３
「あ〜、クラブ握るのチョー久しぶり」

その４
「今、スイング改造中でさ〜」

その５
「このアイアン、今日がデビュー戦で〜す」


これらはあまりにメジャーな言い訳で、毎日どこかのゴルフ場で飛び交っています。

そして、聞いたまわりの人々は例外なく「知らんがな」という顔をします。

これを言ってしまったら男らしくない、ということが解っているのに、
言わずにはおれないのでございましょう。調子が悪い日はとくに。



昨日、ゴルフでした。
先輩と友人、つまりは親しい人達とのゴルフ。
つまりは若干のライバル心、というものがある、わけです。

最近練習を怠っていたわたくし、ゴルフ場で練習しようと早めに家を出ました。

スタートの１時間半前に到着。

ドライビングレンジに行きましたら、すでに友人UPAが汗を流しておりました。

離れた所でこっそり練習するわたし。
なのに気がついたら、練習を終えたUPAが真後ろに立っているではありませんか。

調子が悪いのにじっと見られて緊張するわたくし。
ドライバーを手にしてめいっぱい振り抜き・・・

ちょろ。


そのとき私の中に、何か邪なものが憑依したのであります。
おもわず腰をグーで叩きながら、


「いててて。スイング改造しててさ、まだしっくりこないんだよね」


し、しまったっ。無意識に言うてもたっ。


案の定、友人は遠くを見る目つきのあと、

「じゃあ俺、パッティング練習してくるから」

と立ち去ってゆきました。



宍戸ヒルズカントリークラブ。東コース　BT。Old Green



５４（１７）・４７（１７）

ドライバーがまともに当たったの１発のみ。
昼食時に友人から欠点を指摘され、後半は多少良くなったものの
意識しすぎて自滅。

もうどうしていいかわかんないや。

私が駄目だったせいか、いつもは上手な先輩方も調子を崩され・・・。
もうしわけなかとです。


トニーさん、毎度ありがとうございます。



昼食、ごちそうさまでした。