ボクスターを運転して。

感じた事をいざ書こうと思うと、なかなかまとまりません。
自分のための記録であれば簡単ですが、現在購入を検討なさっている
人に伝えることになるかもしれないと考えると、手が止まってしまうのであります。

なぜかと申しますと、私の感想は、えらくかたよっていることに気がついたからです。

はなし飛びますが、、、
人の価値観というのは、おおよそ相対的なものの上に成り立つと思うわけであります。
それも、自分の生活圏内を基準として。

ある男性の年収が、７５０万円だといたします。
男性の妻が、これを多いと思うか少ないと思うか。
それは、たいてい自分とかかわりのある近いところと比較し、決定するのであります。

「隣の家の旦那は年収１０００万円やて。もうちっと稼がんかいこのボケっ」
とは思っても、
「アラブの石油王より収入が少ないんか、、、もう死ねっ、死んでしまえっ」
とはあまり考えません。
逆に、貧しい国の生活をテレビなんぞで見て、
「ここに比べれば金持ちやわ。あんたようやった、今夜はビフテキや」
と褒める事もないのです。
（もし褒めてくれる奥様をおもちなら、あなたは幸せです）
これはもう、非現実的なので比較することに意味がありませんし、
なにより比べたくとも想像の範囲を超え、無理なわけであります。

こんなあたりまえのことを、なんで書くかと申しますと、、、、



わたくしっ、あんまり、車のことが解ってないんですぅぅぅ。
感想と言ったって、しょせん前に乗っていた車、
「ニュービートルカブリオレ」との比較にしかならないんですぅぅぅぅ。

ビーカブ、１１６ps。

「ぼく、ボクスターを買おうかなって思っているんです。
　え？今ですか？今はかうんたっくに乗ってます」

こういう人には、私の感想など、参考になりますまい。
わたくしも、かうんたっくとの比較は無理でございます。

ビートルの前はゴルフ４。その前はゴルフ２。その前はKawasaki　ZXR400。

「そうですねぇ、ボクスターはパワーがありましたね」

そりゃそうやろっ、と、自分でつっこんでしまいます。
なので、今回は感想無しといたします。
でも運転していてとても楽しかった、と日記には書いておこう。
（ふるっ）
高速道路よりも、くねくね道のほうが楽しい車だと思いました。

おわり。